静岡県沼津市 OPEN NUMAZU STREET
まちづくり戦略に基づいた、まちなか全体に展開する実験プロジェクト
「OPEN NUMAZU」は沼津のまちなかの公共空間や資源を活用していくことで生まれる風景を日常へとつなげ、ヒト中心のまちなかを創り出していく取組で、魅力的な空間づくりの実践や検証を通じて、今後の公共空間の再編や利活用に繋げていく取り組みです。
”あったらいいな”と思える日常の風景や居心地の良い空間を、「中心市街地まちづくり戦略」の公共空間再編整備計画や都市空間デザインガイドラインの進捗に合わせて実験的に生み出しがら、沼津駅周辺の再整備をきっかけとした長期的なまちづくりを実現するための行政と市民の橋渡しを担う取り組みです。
「OPEN NUMAZU 2022 Street」では、将来ビジョンの検証のため、車道を削減し、歩行者空間との区分する安全施設も含め、13種類の可動式オリジナル什器を群として配置し、多様な使い方を誘発する滞留空間を実現しました。
※2022年サインデザイン賞中部地区デザイン賞受賞
- 実施年度: 2022年
- 所在地: 静岡県沼津市
- 施主/発注: UR都市機構中部支社
- 協働: 日建設計シビル,ツクリト建築設計事務所、daitai GRaPHiC
- 業務内容: 社会実験、実施設計
- 受賞: 第56回 日本サインデザイン賞 入選 / 中部地区デザイン賞 受賞