愛知県豊田市 矢作川かわまちづくり 堤防・河川敷広場整備
まちとかわを繋げる、堤防と河川敷の広場デザイン
矢作川は豊田市の都心を流れ、豊田スタジアムや河川敷の白浜公園や千石公園は、日常利用から豊田大橋の下での大規模イベントなど、市民の暮らしにとってかかせない一級河川です。この都心を流れる矢作川「まちかわ」ならではの活用を多様に展開することで、都心に近い水辺の魅力創出・発信を行うため、2017年度に「矢作川かわまちづくり計画」を策定し、登録を行いました。具体的な整備では、堤防を緩傾斜にしながら、河川区域内のHWLよりも上部に滞留空間をつくり、インフラを設けるなど、利活用を見据えた河川整備を行いました。合わせて河川際の整備では河畔林を伐採し水制工を設置し、水際まで緩やかな緩傾斜断面とし、橋の下は利活用空間として広場整備を行なっています。
前職時からSOCI設立後も含め、ミズベリングプロジェクト、利活用実証実験、かわまちづくり計画の策定と登録支援、堤防及び広場整備設計と、計画から設計までトータルに関わりました。
- 実施年度: 2017,18,19,20年
- 竣工: 2020年
- 所在地: 愛知県豊田市
- 施主/発注: 豊田市
- 協働: 日建設計シビル,水辺総研
- 業務内容: 基本計画、基本設計、実証実験、実施設計